【広告担当者様必見】簡単10分!リスティング広告レポートから改善点を見つける方法

運用型広告の改善ポイントはレポートを見れば10分で大体わかっちゃう!?

最近は運用型広告のセカンドオピニオンが流行っていますね。

例外なくADLIVでもいくつかセカンドオピニオンとして広告主様を支援しています。

業務をしている中で思ったこと、それは…

”あれ?俺この間も同じこと言ってね?” です!

そうなんです!

リード獲得系の広告運用の場合、ある程度改善ポイントが決まっているんです。

そして、これを見つけるのはゴリゴリの運用コンサルタントではない広告主様でもたった3つのポイントを押さえてレポートを眺めるだけで分かっちゃうんです。

その方法をご紹介しますので日々のコミュニケーションに使ってみてください。

【その1】日々使っている広告投資額は適正なのか?(2分)

◆見るべきレポート

日別レポート

◆見るべき指標

日別消化金額・クリック数・クリック単価・CV・平均掲載順位(上部のインプレッションシェア)

改善ポイント①:休日/平日で獲得傾向が違えば消化金額を増減させるべし!

当たり前ですけれど、CVが獲れやすい曜日が分かったら該当曜日のクリックを集めれば(消化金額増)CVは増えます

改善ポイント②:入札単価を見直すべし!

”平均掲載順位は3位程度(ほぼページ下部表示)と低いが、CVが獲れておりCPAが許容範囲内。”

であるようなら、入札単価増によるページ上部表示化でクリックが増えCV増が期待できます

※逆にCVが獲れておらずコストばかり使っているようなら入札単価/KWの見直しになります。

改善ポイント③:キャンペーン毎の日予算を適正化すべし!

例えば毎日の消化金額がなぜか31,000円とか29,000円とか一定の消化金額で推移している場合は設定予算の上限まで消化しきり(予算キャップといい)、広告が表示されていない時間帯があるかもしれません。。。もし、メインでCVが獲れるキャンペーンで予算キャップに掛かっていたら、大きな機会損失になります。

【その2】各媒体への広告投資額は適正なのか?(3分)

◆見るべきレポート

媒体毎の日別レポート

◆見るべき指標

媒体毎の日別消化金額・CV・クリック数・クリック単価・平均掲載順位(上部のインプレッションシェア)

改善ポイント:獲得できている媒体に広告費用を投下するべし!

運用型広告のセオリーは“獲得できている媒体(配信面)・ターゲティング・クリエイティブに予算を投下させること”です。

各媒体のレポートを並べてみて、コストはあまり使えていないがCPAが安い媒体があれば、クリックを増やす術はないかを検討します。一方、コストばかり使ってCPAが全然高い媒体は、例え顕在層が獲れやすいであろう検索連動型広告であっても予算を抑制。

利口にスピーディに意思決定していかなければ、あっという間に未達で1ヶ月が終わっちゃいます。

【その3】費用対効果が高いターゲティングへ広告投資できているか?<5分>

◆見るべきレポート

キャンペーン(グループ)レポート

◆見るべき指標

消化金額・CV・クリック数・クリック単価・平均掲載順位(上部のインプレッションシェア)

改善ポイント:獲得できているターゲティングに広告費用を投下するべし!

レポートに記載されているキャンペーン名は、そのキャンペーンがどんなターゲティングなのかを表しています。

※【社名】単体⇒社名単体キーワード、【RTG】フォーム_来訪3日⇒フォームに来訪して3日以内のユーザーなどです。

キャンペーンレポートは、各ターゲティングに対していくら予算を投資し、どの程度の見返りがどの程度だったのかが分かります。

パラっと見て、CPAが安く獲れているけれど消化金額の割合が全体的に低いキャンペーンがあれば

日予算増・入札増によってなんとか広告費が使えるように工夫しましょう。

【重要ポイント]他媒体の類似したターゲティングも同様の施策を打つ。

例えば、Google検索連動型広告のターゲティングで20代ユーザーへの配信がイケていたら当然予算を集中させますが、加えて、GDN・YDNでも20代ユーザーへの配信を強化すると良いでしょう。

理由はいたってシンプル。

”そのターゲティングの成否を判断できるデータ量が増えるから”です。

広告運用は「媒体(配信面)」「ターゲティング」「クリエイティブ」の3つの視点で成功例を絞り込んでいくのが原則です。だからこそ、データ量はが多ければ成否の判断が早くスピーディな予算増額もできるし、今運用していない媒体でも成功しているターゲティングを用いてスタートダッシュできちゃいます!

なんて、効率的なんでしょう。

まとめ

いかがでしたか。広告主様目線では大量のレポートをこと細かく見なくてOKです!

たった10分、日予算は適正か?各媒体への投資額は適正か?良いターゲティングへ投資できているか?を見れば良いんです。

日別レポートにはExcelの集計機能の「データバー」を入れてビジュアルで分かりやすくする。キャンペーンレポートでは合計コストに対するコスト割合が、合計CVに対するCV割合が分かる列をキャンペーン毎に追加すると判断しやすいです。

もちろん、あまりに獲得が獲れず新規施策に命運をかけた等、深い意図があった上での配信結果の可能性も大いにあるので、じっくり担当者と話してみてください。

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